ジェネパ Research Memo(2):国内EC事業を核にしてM&Aを含む戦略投資で事業拡大を図る
■会社概要
ジェネレーションパス<3195>は、創業者で代表取締役である岡本洋明(おかもとひろあき)氏によって2002年1月に思い出写真のアーカイブ化・映像化システムの製造販売を事業目的として設立された。写真や映像など記憶に残るデジタルデータを「世代を超えた人と人との架け橋」になって伝えようという想いが社名の由来である。2007年6月にはネットマーケティング事業に参入し、インターネット通販サイト「リコメン堂」を開設した。その後、大手のECモール各社との業務提携などにより、ECマーケティング事業を主力として業容を拡大した。2014年9月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズ市場に株式上場して資金調達を図り、2018年9月にWebマーケティングに必要なソリューションを提供するカンナートを完全子会社化した。2019年10月にはベトナムに子会社ジェネパベトナムを設立し、2023年11月には青島新綻紡貿易有限会社の株式を追加取得し完全子会社化するなど、M&Aを含む戦略投資によって飛躍的な事業拡大を図っている。2022年4月には東証グロース市場へ移行した。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《SI》
提供:フィスコ