コンフインタ Research Memo(6):営業利益計画1,120百万円は達成見込み
■今後の見通し
1. 2024年3月期通期の業績見通し
コンフィデンス・インターワークス<7374>の2024年3月期の業績見通しは、売上高で前期比53.9%増の8,000百万円、営業利益で同20.0%増の1,120百万円、経常利益で同14.8%増の1,065百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.3%増の725百万円としている。通期予想から上期実績を逆算して想定される下期業績は、売上高が4,750百万円、営業利益が558百万円となり、旧コンフィデンスと旧インターワークスの2023年3月期下期の単純な業績合算値が売上高4,075百万円、営業利益662百万円であるため、会社計画上、売上高はメディア&ソリューション事業を中心にチャレンジングな大幅増収を見込むが、営業利益は統合関連費用やのれん償却費が重石となって減益を見込んでいる。回復を見込む旧インターワークスのメディア&ソリューション事業においては、求人掲載件数が5月以降、回復傾向が継続、取引顧客数、顧客単価ともに上昇傾向が続いており、旧コンフィデンス、旧インターワークスの事業のなかで収益回復が課題となっていた当事業の改善の可能性が高まっている点は注目できるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
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提供:フィスコ