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9331 キャスター

東証G
921円
前日比
-13
-1.39%
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業績
単位
100株
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1.64
時価総額 18.1億円
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キャスター---1Q売上高は10.86億円、ARPU(顧客平均単価)が好調に伸長


キャスター<9331>は12日、2024年8月期第1四半期(23年9月-11月)決算を発表した。売上高が10.86億円、営業損失が0.09億円、経常損失が0.15億円、四半期純損失が0.18億円となった。2023年8月期第1四半期については、上場準備期間であり四半期財務諸表を作成していないため、2024年8月期第1四半期の対前年同四半期増減率は記載していない。

同社は、「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げて創業し、日本において「リモートアシスタント」が認知されていない時期から、バックオフィス業務などをオンラインで代行するアシスタントサービス「CASTER BIZ」の提供を開始し、「リモートアシスタント」市場を形成してきたが、このような人手不足の影響から、業務の効率化やコスト競争力の強化、売上拡大などに繋がるアウトソーシングサービスといった人手不足を解消するための需要は底堅く、顧客企業のニーズに応える形でサービスの開発を続け、現在では10以上のサービスを提供するに至った。また、人手不足は日本国内だけの問題にとどまらず、世界各国においても同様の問題が発生している状況を受け、既存事業の海外展開も開始している。

WaaS事業の売上高は8.72億円、セグメント利益(営業利益)は2.16億円となった。戦略的な広告投資に伴う安定的な集客、営業努力による受注力の向上並びに既存顧客の受注品目拡大によりARPU(顧客平均単価)は好調に伸長し、売上高は堅調に推移している。費用については、WEB広告による継続的な広告投資と、利益創出のため厳格な生産管理と各種費用の見直し等を着実に遂行することで、利益創出に寄与している。

その他事業の売上高は2.13億円、セグメント損失(営業損失)は0.49億円となった。人手不足による中小企業の採用難である状況を受けてリモート人材の紹介・派遣の需要が順調で、売上高は引き続き堅調に推移している。販管費については、新規事業として展開している海外事業における新規採用、広告宣伝等について積極投資を実施している。

2024年8月期通期の業績予想については、売上高は前期比13.7%増の47.50億円、営業利益は1.11億円、経常利益は同447.7%増の1.01億円、当期純利益は同330.6%増の1.25億円とする期初計画を据え置いている。

《HH》

 提供:フィスコ

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