エヌリンクス---商材の多角化により、事業運営が引き続き順調に進捗
エヌリンクス<6578>は12日、2024年2月期第3四半期(23年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.7%減の27.94億円、営業利益が同73.6%減の0.72億円、経常利益が同73.9%減の0.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同53.6%減の0.39億円となった。
主力事業であるNHK業務に代わる、安定的な収益基盤の確保に向け、事業の拡大に取り組んできた。特に、NHK業務以外の収益基盤の拡大に向けては、当第3四半期累計期間は商材の多角化の結果、順調に事業運営が出来ており、当第3四半期累計期間における連結売上高に対するNHK業務の売上高が占める割合は4.9%まで減少している。なお、当第3四半期会計期間においては、NHK業務以外における四半期売上高は過去最高を記録している。
2024年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.9%減の36.70億円、営業利益が同58.3%減の1.12億円、経常利益が同58.5%減の1.12億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同57.1%減の0.86億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ