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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7371 Zenken

東証G
516円
前日比
+5
+0.98%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.5 0.52 2.52 161
時価総額 63.5億円
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<動意株・11日>(大引け)=クラウディア、エルテス、日本電解など

 クラウディアホールディングス<3607>=急速人気化でストップ高。ウェディングドレスなど婚礼衣装メーカーで結婚式場の運営なども行うが、脱コロナを背景に足もとの業績は好調に推移している。10日取引終了後に発表した24年8月期第1四半期(23年9~11月)決算は営業利益が前年同期比10%増の8億8700万円となり、通期計画の6億円を大幅に超過した。これをポジティブ視する形で投資資金が集中した。

 エルテス<3967>=底値圏離脱の動き。企業向けにSNSでの炎上対応などリスク管理を行うネットセキュリティービジネスを展開するほか、自治体のDX支援などでも実績がある。10日取引終了後、同社のグループ会社であるプレイネクストラボ(東京都品川区)がソフトバンク<9434>と「スマート公共ラボ」の販売代理店契約を締結したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。ソフトバンクが有する強力なネットワークと営業力を背景に、自治体向けの販売活動を一層強化するとともに民間セクターでの利用も促進する方針を示しており、業容拡大に対する期待が高まった。

 日本電解<5759>=大幅反発。10日の取引終了後、銅箔製造事業を手掛ける台湾のLCY TECHNOLOGYなどとの資本・業務提携の締結を発表した。あわせてLCY Internationalを割当先とする第2回新株予約権の発行について公表。手取り概算で約24億3200万円を調達し、米子会社での設備投資資金に充てる。また、米ジョージア州での新工場の着工時期を遅らせることも決定した。市場では財務基盤の安定化につながるとの受け止めに加え、資本・業務提携による車載電池関連事業へのプラス効果への期待も相まって、買いが優勢となったようだ。

 Zenken<7371>=急伸。同社は10日、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下の三菱UFJニコスと「電子商取引(EC)コンシェルジュサービス」における紹介代理契約の締結で合意したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。「ECコンシェルジュサービス」は、三菱UFJニコスが同日から本格展開した新サービスで、ZenkenはECベンダーの1社に加わる予定。これにより、三菱UFJニコスのカード加盟店が抱えるEC運営におけるWebマーケティング上の課題に対して、Zenkenの持つ高いWebマーケティングの知見を活用することで、集客支援に係る最適なソリューションを提案することが可能になるとしている。

 技研製作所<6289>=大幅高で3日続伸。10日の取引終了後に発表した24年8月期第1四半期(9~11月)の連結決算は、経常利益が前年同期比7.2%増の12億6500万円と順調な滑り出しとなった。加えて、シンガポールの建設工事会社で技術提携先のGuan Chuan Engineering Constructionに、鋼管杭回転切削圧入機「ジャイロパイラー」を納入したと発表。東南アジアの顧客に対する初の納入実績となったという。堅調な業況と今後の海外事業の成長を期待した買いを集めたようだ。9~11月期の売上高は前年同期比0.9%減の74億1800万円だった。鋼材などの建設資材価格の高止まりで公共事業における施工量の減少傾向が続き、販売面に影響を及ぼすなか、圧入工事事業では海外子会社が1社減少したこともあり減収となった。半面、建設機械事業では硬質地盤への掘削能力や施工効率を高めた新型機の販売が順調に進捗。ブラジルでの製品売り上げの計上なども寄与し、増収増益となった。

 四国化成ホールディングス<4099>=2カ月ぶりの新高値圏突入。半導体関連の中小型株物色の流れが強まるなか、半導体材料などを手掛ける化学株に投資資金の攻勢が目立ってきた。そのなか化学品を収益の柱とする同社はファインケミカル部門で先端半導体材料に傾注しているが、会社側によると需要先は海外大手メーカーで、現状で引き合いが活発という。具体的な顧客企業は明らかにしていないものの、画像処理半導体(GPU)などはその対象候補として有力視される。生成AI市場の拡大が加速するなか、同社の中期的な収益成長シナリオに期待した買いが波状的に流入している状況にある。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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