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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6794 フォスター電機

東証P
1,511円
前日比
+36
+2.44%
PTS
1,513円
23:51 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.6 0.57 3.31 27.73
時価総額 378億円
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<動意株・15日>(大引け)=シキノHT、松屋R&D、ロジザードなど

 シキノハイテック<6614>=底値離脱の動き。自動車向けを中心に半導体検査装置の開発を行うほか、半導体設計などを手掛けるが、パワーデバイス分野の設計で強みを発揮している。24年3月期業績予想は営業利益段階で前期比15%減の5億6000万円を予想しているが保守的とみられている。今中間期(23年4~9月)時点で営業利益は前年同期比48%増の3億4800万円と好調で、対通期進捗率は62%に達しており上振れ期待が浮上している。また、ここにきて日米ともに株式市場で半導体関連株の戻り足が顕著となってきた。東京市場では全体指数と連動性の高い大型主力株が先駆して買われたが、中小型株へも物色の矛先が向き始めており、同社株はそのなかでも出遅れ感が強く投資資金のターゲットとなっている。

 松屋アールアンドディ<7317>=反発。午前11時30分ごろ、ドローン用エアバッグに関する米国での特許承認を発表。これが材料視されている。同社はドローン用エアバッグに関して日本や中国、欧州などの主要国で特許を取得しており、早期販売に向けて今後注力していく予定だ。

 ロジザード<4391>=急動意。14日の取引終了後に24年6月期第1四半期(7~9月)の単体決算を開示した。売上高は5億円、経常利益は1億1100万円となった。第1四半期ながら経常利益の進捗率は通期計画に対し約34%と順調な滑り出しとなっており、評価されたようだ。新規取引先の増加を背景にクラウドサービスが順調に推移したほか、開発・導入サービスでは既存取引先からの継続開発案件の受注などがあった。同社は23年6月期第3四半期より四半期財務諸表を作成しており、決算短信の経営成績の部分に前年同期比の増減率の記載はない。

 フォスター電機<6794>=ストップ高。14日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を30億円から40億円(前期比63.5%増)へ、純利益を13億円から20億円(同2.4倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を10円から15円へ引き上げ年25円(前期20円)としたことが好感されている。車載用スピーカの出荷に関して、一部顧客において在庫調整に伴う出荷数量の減少があった一方、前期の半導体不足などによる自動車需給の厳しい環境が改善し、通期で見れば出荷数量は計画通りに回復する見込みであることから売上高は1200億円(前期比1.1%減)の従来見通しを据え置いた。ただ、需要予測の精度を高め最適な生産体制、在庫量を保持すべく努め、引き続き継続的な原価改善施策を推進し、これに伴い国際物流に係る費用、資材費などが計画を下回ることから、利益を上方修正した。

 グローバル・リンク・マネジメント<3486>=大幅高で5連騰。一気に年初来高値を更新した。14日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を400億円から410億円(前期比14.9%増)へ、営業利益を37億5000万円から44億円(同58.5%増)へ、純利益を21億円から26億円(同78.2%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を52円50銭から100円(前期52円50銭)へ引き上げたことが好感されている。非レジデンス領域である用地仕入事業において、期初計画に織り込んでいなかった用地販売が複数完了したことに加えて、1棟バルク販売の販売効率化、オフバランス開発の推進などにより販管費が想定よりも減少する見込みとなったことが要因としている。

 Abalance<3856>=上げ足強め3日続伸。祖業のソフトウェア開発から太陽光パネルの製造を主力事業に業態を転換、ベトナムに同関連子会社を有し積極展開している。14日取引終了後に発表した24年6月期第1四半期(23年7~9月)決算は営業利益が前年同期比2.9倍の46億7300万円と急拡大を果たした。これが好感される形で投資資金を呼び込んでいる。12%を超える上昇で3600円台まで一気に水準を切り上げた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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