巴川製紙所---2024年3月期第2四半期連結累計期間業績予想を修正
巴川製紙所<3878>は24日、5月12日に公表した2024年3月期第2四半期連結累計期間業績予想(2023年4月-9月)を修正することを発表。
2024年3月期第2四半期連結累計期間業績予想は、トナー事業が前期末からの在庫調整と価格競争により大幅な減収となったものの、半導体・ディスプレイ関連事業の売上が期初予想を上回り、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益とも前回予想を大幅に上回る見通しとなった。売上高165.00億円(前回予想5.7%減)、営業利益8.00億円(同33.3%増)、経常利益10.00億円(同66.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益4.00億円(同100%増)と上方修正となった。
2024年3月期通期連結業績予想は、トナー事業のゆるやかな回復による増収を見込むものの、引き続き在庫圧縮を進めることによる減益が見込まれ、ディスプレイ関連事業における受注減に加え、下期において生産効率向上や生産基盤整備のための投資・修繕を予定していることなどを踏まえて、前回予想値を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ