貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8593 三菱HCキャピタル

東証P
1,012.0円
前日比
0.0
0.00%
PTS
1,015円
23:42 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.8 0.84 3.95 32.99
時価総額 14,845億円

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三菱HCキャ Research Memo(4):リース取引を中心に金融サービスを展開


■事業概要

1. 事業概要
三菱HCキャピタル<8593>はリース取引を中心に、さまざまな金融サービスを展開している。さらに、近年では、ビジネスモデルの進化・積層化の一環として、再生可能エネルギーや不動産分野などの事業利益の獲得も積極化している。報告セグメント(2022年4月1日付の組織再編に伴い、2023年3月期より区分変更)は、カスタマーソリューション、海外地域、環境エネルギー(2024年3月期より名称を環境エネルギー・インフラから変更)、航空、ロジスティクス、不動産、モビリティの7セグメントとしている。

(1) リース取引とは
リース取引とは、借手となる顧客が希望する物件(産業機械、工作機械、事務用機器、輸送用機器、医療機器、商業設備、物流施設などのあらゆる動産が対象)を同社が顧客に代わって購入し、顧客に賃貸する取引。リース物件の所有権は同社にあり、同社は顧客から物件価額・金利・諸税・保険料などを含めた代金をリース料として受け取る。リース物件の購入手続、償却、固定資産税の申告・納付、保険料支払といった管理事務は、所有権を持つ同社が行う。リースを利用することによる借手のメリット(出典:公益社団法人リース事業協会が2020年に実施したリース需要動向調査)としては「設備導入時に多額の資金が不要」が最も多く、このほか、「コストを容易に把握できる」「事務管理の省力化が図れる」「設備の使用予定期間にあわせてリース期間を設定できる」「環境関連法制に適正に対応できる」「借入購入と比較して有利である」「資産のアウトソーシング効果が得られる」などが挙げられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SO》

 提供:フィスコ

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