unerry Research Memo(9):成長投資のための内部留保拡充を優先、将来的には還元施策を検討
■株主還元策
unerry<5034>は株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識している。しかし現在は成長過程であり、人材確保・育成、サービス強化のための投資、営業強化のための広告宣伝や販売促進、その他の成長投資に対して機動的に対応できるよう内部留保の充実を図る考えである。将来的には財政状態及び経営成績、事業展開に備える内部留保とのバランスを勘案し、株主への利益還元を検討する。同社のビジネスモデルは利益率が高まっていくという特徴を持っており、人流データに対する注目度が高まっていることや2024年6月期は売上高、利益ともに高い成長を確保していく計画であることからも、将来的に株主還元施策が実行される可能性は高いと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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提供:フィスコ