個人投資家・有限亭玉介:強気転換とした日本株!?徹底的に強いテーマ株を考察【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2023年9月25日10時に執筆
強気相場に転換したかと思えば不調に陥ったり、またその逆もあり、株式市場というのは本当に何が起こるかわからないものですな。値動きが大きいと短期での一攫千金を狙いたいところですが、足をすくわれないよう着実に利益を出していきたいもんです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
9月11日~15日で勢いづいた日経平均は9月19日~22日でジェットコースターのように急落していきました。900円近く値下がりすると、5日・25日・75日移動平均線を一気に割り込んでおります。週末になる度に、週明けの相場を神経質に気にする事が増えたような気がしますなぁ。
FOMCと日銀金融政策決定会合を通過して、また相場の様相が変わる事になるでしょう。パウエル議長が年内であと一回の利上げをする可能性があると示唆すると、投資家は一斉に嫌気したようです。日銀金融政策決定会合に関しては、注目されていたYCC(イールド・カーブ・コントロール)とマイナス金利について現状維持する方針が発表されました。
景気が良くなると株価に良い影響をもたらすというのが一般論ですが、景気が加熱して政策金利が引き上げられると株が売られるのも考えものですね。ひとまず日銀が現状維持を決定した点については、強気相場へ向かう足掛かりとなるはずです。
政治主導で株式市場が盛り上がる事があれば良いのですが、岸田政権からはその気配は全くありませんな。それでもコロナを乗り越えて、日本の景気も回復しているはずです。業績期待の高い銘柄を徹底的に精査して、負けない投資家になりたいものですねぇ。
さて、ここ最近の気になる株と言えば…市場規模の拡大が見込まれる不動テック関連のタスキ<2987>は、9月19日に上方修正と増配を発表しましたな。新築投資用IoTレジデンスとファイニング物件の販売が好調で、想定していた売上予想を大きく上回ったとの事。23年9月期は過去最高益予想で、24年9月期がどうなるか注視です。
転職・求人サイトの運営などを手掛けるキャリアインデックス<6538>は、9月19日の配当修正が好感されました。直近で下値を切り上げているチャート(日足)は、200日線を上抜いております。上場維持基準の適合へ向けて2025年3月期末をもって流通株式時価総額100億円を目指し、着々と準備を進めているようです。
人手不足が顕著なクリエイティブ系の人材派遣を手掛けるクリーク・アンド・リバー社<4763>も注視しております。同社の業績も右肩上がりで、24年2月期は過去最高益となる予想です。10月5日の決算後にチャートが動くか監視を強めて参ります。
EC運営事業者にECプラットフォームを提供するコマースワン<4496>は、9月15日に株主還元方針の変更と配当予想修正を発表すると窓を開けて急動意しました。長期で下落基調となっていたチャート(日足)は、25日・75日線を上抜いてトレンド転換へ向かうか。
ステーブルコイン関連のSpeee<4499>には、「三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほFGは企業間決済に使うデジタル通貨で連携する」という報道を受けて思惑買いが入りましたな。同社は三菱UFJ信託銀行などのステーブルコイン「プログマコイン」に携わっている他、生成AI関連、デジタルアセット関連でも思惑がありますよ。
最後は日本を代表するVTuber事務所の「ホロライブ」を運営するカバー<5253>と、同関連で、「にじさんじ」を運営するANYCOLOR<5032>ですな。驚異的な利益率で好パフォーマンスを誇る両社は、グローバルにサービス展開している事もあり、思惑買いも今後入るかと監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログやLINE公式ではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を中心にご紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
提供:フィスコ