<動意株・5日>(大引け)=アーレスティ、ランシステム、サックスバーなど
アーレスティ<5852>=大幅高で5年ぶり800円台乗せ。自動車向けを中心とするダイカスト大手で、事業提携などを含め電気自動車(EV)シフトに対応した経営戦略にも余念がない。PBRは依然として0.3倍台と超割安圏にあり、東証プライム市場に上場する同社は、東証のPBR1倍割れ企業への改善要請を背景に、今後の成長投資や株主還元への期待が株高思惑につながっている。業績面でも自動車生産の回復を受けて急回復期に入っている。24年3月期営業利益は22億円(前期実績は2300万円)と変貌する見通しだ。
ランシステム<3326>=物色人気にストップ高。複合カフェ(ネットカフェ)を展開するが業績低迷が続いており、AOKIホールディングス<8214>傘下で経営立て直しを図っている。4日取引終了後、バーチャルで働ける環境を提供する新サービス「Vworker」事業を開始することを発表、これを手掛かり材料に投資資金が集中する形となった。Vworkerとはバーチャルアバターを用いて、遠隔からさまざまなサービスを提供する働き手を指す。これまで同社はバーチャル事業を展開してきたが、今期からバーチャル事業部を設立、新プロジェクトとしてVworker事業をスタートさせる。
サックスバー ホールディングス<9990>=3日続伸。4日の取引終了後に発表した8月度の月次売上情報で、100%子会社である東京デリカの既存店売上高が前年同月比24.0%増と18カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。
北川鉄工所<6317>=大幅高で年初来高値更新。自動車業界を主要顧客とした部品鋳造及び、工作機械器具、土木機械、更に立体駐車場など幅広い分野に展開する。足もとの業績は自動車生産の回復により収益機会が拡大しているほか、製品価格の値上げ効果などで会社側想定を上回り絶好調に推移している。23年4~6月期営業利益は前年同期比2.4倍の5億8600万円と急増、これを受けて24年3月期通期の営業利益予想も第1四半期時点で上方修正しており、期初予想の7億円から10億円(前期比5.2倍)に増額した。また、注目されているのがPBRの低さで、時価換算で0.3倍台と極めて割安圏に放置されている。自動車周辺の低PBR株物色の動きが活発化するなか、同社株にもその流れに乗る銘柄として投資資金の攻勢が顕在化している。
サイバーセキュリティクラウド<4493>=3営業日ぶりに急反発。同社は4日取引終了後、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が認定する「AWSパートナーパス」内の「ソフトウェアパス部門」で、最上位ステージ「DIFFERENTIATED」に昇格したと発表。これが材料視されているようだ。この昇格により、マーケティング開発ファンド(MDF)の活用やAWS公式ブログでの掲載、AWS主催セミナーでの登壇など、グローバル規模でのマーケティングやビジネス展開が、より一層加速する見込みだとしている。
ENECHANGE<4169>=大幅反発。4日の取引終了後、ENEOSホールディングス<5020>が提供するEV(電気自動車)充電サービスで利用されるアプリの開発を受託し、5日からアプリの提供が始まると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。エネチェンジのEV向けソリューション「エネチェンジクラウドEV」のソリューションを活用し、「ENEOS Charge Plus EV充電アプリ」を開発した。充電器の検索や充電操作、認証・決済機能をワンストップで提供できるようにし、ユーザーの利便性向上につなげる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ランシステム<3326>=物色人気にストップ高。複合カフェ(ネットカフェ)を展開するが業績低迷が続いており、AOKIホールディングス<8214>傘下で経営立て直しを図っている。4日取引終了後、バーチャルで働ける環境を提供する新サービス「Vworker」事業を開始することを発表、これを手掛かり材料に投資資金が集中する形となった。Vworkerとはバーチャルアバターを用いて、遠隔からさまざまなサービスを提供する働き手を指す。これまで同社はバーチャル事業を展開してきたが、今期からバーチャル事業部を設立、新プロジェクトとしてVworker事業をスタートさせる。
サックスバー ホールディングス<9990>=3日続伸。4日の取引終了後に発表した8月度の月次売上情報で、100%子会社である東京デリカの既存店売上高が前年同月比24.0%増と18カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。
北川鉄工所<6317>=大幅高で年初来高値更新。自動車業界を主要顧客とした部品鋳造及び、工作機械器具、土木機械、更に立体駐車場など幅広い分野に展開する。足もとの業績は自動車生産の回復により収益機会が拡大しているほか、製品価格の値上げ効果などで会社側想定を上回り絶好調に推移している。23年4~6月期営業利益は前年同期比2.4倍の5億8600万円と急増、これを受けて24年3月期通期の営業利益予想も第1四半期時点で上方修正しており、期初予想の7億円から10億円(前期比5.2倍)に増額した。また、注目されているのがPBRの低さで、時価換算で0.3倍台と極めて割安圏に放置されている。自動車周辺の低PBR株物色の動きが活発化するなか、同社株にもその流れに乗る銘柄として投資資金の攻勢が顕在化している。
サイバーセキュリティクラウド<4493>=3営業日ぶりに急反発。同社は4日取引終了後、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が認定する「AWSパートナーパス」内の「ソフトウェアパス部門」で、最上位ステージ「DIFFERENTIATED」に昇格したと発表。これが材料視されているようだ。この昇格により、マーケティング開発ファンド(MDF)の活用やAWS公式ブログでの掲載、AWS主催セミナーでの登壇など、グローバル規模でのマーケティングやビジネス展開が、より一層加速する見込みだとしている。
ENECHANGE<4169>=大幅反発。4日の取引終了後、ENEOSホールディングス<5020>が提供するEV(電気自動車)充電サービスで利用されるアプリの開発を受託し、5日からアプリの提供が始まると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。エネチェンジのEV向けソリューション「エネチェンジクラウドEV」のソリューションを活用し、「ENEOS Charge Plus EV充電アプリ」を開発した。充電器の検索や充電操作、認証・決済機能をワンストップで提供できるようにし、ユーザーの利便性向上につなげる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS