ミアヘルサHD Research Memo(11):株主還元策については安定的な配当の継続に加えて、株主優待制度を導入
■株主還元策とSDGsの取り組み
1. 株主還元策
ミアヘルサホールディングス<7129>は株主への利益還元について経営上の重要課題の1つと認識しており、将来の事業展開のための投資資金や財務基盤強化のための内部留保の充実なども考慮しながら、継続的かつ安定的な配当を行う方針を明らかにしている。2023年3月期は前期と同額の30.0円(配当性向35.6%)とし、2024年3月期も同額の30.0円(同57.4%)を予定している。
また、2023年3月期より新たに株主優待制度を導入した。具体的には、毎年9月末の株主に対して保有株式数に応じQUOカードを贈呈する(100株以上200株未満で1,000円分、200株以上300株未満で2,000円分、300株以上で3,500円分を贈呈)。
2. SDGsの取り組みについて
同社は、経営理念に基づき事業戦略を推進することで、社会の課題解決に貢献し永続的に必要とされる企業となるよう努めている。これまでにもSDGsに関連する様々な取り組みを各事業において実施しており、今後も目標達成に向けた活動を推進していく方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《AS》
提供:フィスコ