LeTech---通期業績予想の修正及び法人税等調整額(益)の計上、配当予想の修正(復配)
LeTech<3497>は24日、2023年7月期(2022年8月1日~2023年7月31日)の通期業績予想と配当予想の修正を行うと発表。
2023年7月期通期業績予想の修正は売上高が前回発表予想比12%減の160.27億円、営業利益が同8.7%増の14.46億円、経常利益が同20.0%増の8.51億円、当期純利益が同65.5%増の11.58億円、1株当たり当期純利益が248円58銭。
不動産ソリューション事業において、当初想定していた不動産販売案件の一部が翌期以降の売却となったことから、前回発表予想時から売上高は減少となった。
一方新型コロナウイルス感染症の収束に伴い国内旅行の活発化・インバウンド需要の回復を背景に、同社の保有するホテル・民泊物件の稼働が想定以上となり、高い利益率によって事業全体の利益を押し上げることが出来た。また、その他販管費の圧縮等により営業利益、経常利益は前回発表予想を上回る見込みとなった。
2023年7月期においては業績が回復し、正常な事業活動により継続的な将来収益を見込むことが可能であると判断し、2023年7月期末決算に2022年7月期の繰越欠損金を含めた繰延税金資産の計上を行うこととなった。それにより、法人税等調整額を3.03億円を計上する見込みであるため、当期純利益については前回公表予想から大きく上回る見込みとなった。
また、業績回復等の状況から配当予想は1株当たり期末配当予想金を32円の復配とし、継続的な利益還元を行う予定としている。
《AS》
提供:フィスコ