配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第2弾〕35社選出 <成長株特集>
上場企業は業績の先行き不透明感が強まるなかでも株主還元を重視する姿勢を崩していない。24年3月期は世界的な景気後退懸念などを背景に慎重な業績見通しを示す企業が多く全体の最終利益は前期比ほぼ横ばいを見込むが、配当は3割超が増配する方針となっている。一方、減配予想は全体の約1割にとどまる。
本特集では、配当利回りが高水準で、かつ今期に最高益更新を見込んでいる企業に注目した。6月29日に配信した時価総額1500億円以上の銘柄を対象とした「配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第1弾〕」に続き、今回は29日時点の時価総額が300億円以上1500億円未満の3月期決算企業(銀行を除く)の中から、(1)24年3月期の配当利回りが3%を上回る、(2)今期の経常利益が過去最高益を更新する見通し、といった条件を満たす35社を選び出し、配当利回りが高い順に記した。
なかでも、連続して増配している企業は、株主還元に積極的で減配リスクが少なく、今後も安定した配当が期待できる銘柄として注目したい。イエローハット <9882> [東証P]は14期連続、コンドー <7438> [東証P]は13期連続、東テク <9960> [東証P]は12期連続、あらた <2733> [東証P]、G-7ホールディングス <7508> [東証P]、中央自動車工業 <8117> [東証S]は9期連続、SWCC <5805> [東証P]は7期連続で今期増配する方針だ。
また、配当利回り3.5%以上と高水準にある一方、予想PERは10倍以下と割安感が強い、レーサム <8890> [東証S]、MIRARTHホールディングス <8897> [東証P]、矢作建設工業 <1870> [東証P]、蝶理 <8014> [東証P]、ユアサ商事 <8074> [東証P]、エスリード <8877> [東証P]は株価の水準訂正余地が大きい銘柄としてマークしておきたい。
年間配当 ┌ 今期計画 ┐ 予想
コード 銘柄名 利回り 増益率 経常益 PER
<8890> レーサム 5.90 30.7 16800 7.7
<8897> ミラースHD 5.42 152 12700 5.7
<1870> 矢作建 4.85 30.9 9500 8.5
<9733> ナガセ 4.73 20.7 6123 15.3
<2117> ウェルネオS 4.65 277 6800 13.0 *
<2676> 高千穂交易 4.38 0.8 1600 22.7
<4792> 山田コンサル 4.15 19.9 3500 12.1
<7931> 未来工業 4.13 39.0 5773 12.2
<5805> SWCC 3.93 2.0 10600 8.2
<8014> 蝶理 3.92 12.6 14000 7.7
<8074> ユアサ商 3.92 6.6 16400 7.9
<8877> エスリード 3.85 20.6 11300 5.6
<9960> 東テク 3.80 13.8 9300 10.6
<4743> ITFOR 3.75 5.6 3460 12.5
<7943> ニチハ 3.71 13.2 14500 10.8
<9882> イエロハット 3.57 1.2 16500 8.0
<2733> あらた 3.54 4.5 14300 8.5
<1952> 新日空調 3.49 2.4 8100 9.4
<2317> システナ 3.42 6.9 10644 15.6
<5352> 黒崎播磨 3.39 3.5 12500 8.8
<6381> アネスト岩田 3.39 0.8 7100 10.8
<3946> トーモク 3.38 45.3 11600 4.4
<7438> コンドー 3.33 3.0 4700 10.5
<9368> キムラユニテ 3.29 5.9 4200 10.1
<9247> TREHD 3.23 9.2 8300 11.8
<9889> JBCCHD 3.13 6.6 4100 14.1
<3708> 特種東海 3.11 47.9 6000 9.6
<9658> ビジ太田昭 3.11 545 20920 1.8 *
<4318> クイック 3.10 10.1 5000 13.0
<6237> イワキポンプ 3.09 9.4 4302 9.8
<4298> プロト 3.08 11.0 7730 8.6
<7508> GセブンHD 3.05 17.4 8000 10.5
<1949> 住友電設 3.04 0.7 14500 11.5
<9070> トナミHD 3.04 2.6 8400 7.2
<8117> 中央自 3.02 5.9 9500 9.0
※経常利益の単位は百万円。連続増配は上場以降に発表された決算が対象。
※過去最高益は同一会計基準内が対象。「*」は国際会計基準を採用する銘柄。
株探ニュース
本特集では、配当利回りが高水準で、かつ今期に最高益更新を見込んでいる企業に注目した。6月29日に配信した時価総額1500億円以上の銘柄を対象とした「配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第1弾〕」に続き、今回は29日時点の時価総額が300億円以上1500億円未満の3月期決算企業(銀行を除く)の中から、(1)24年3月期の配当利回りが3%を上回る、(2)今期の経常利益が過去最高益を更新する見通し、といった条件を満たす35社を選び出し、配当利回りが高い順に記した。
なかでも、連続して増配している企業は、株主還元に積極的で減配リスクが少なく、今後も安定した配当が期待できる銘柄として注目したい。イエローハット <9882> [東証P]は14期連続、コンドー <7438> [東証P]は13期連続、東テク <9960> [東証P]は12期連続、あらた <2733> [東証P]、G-7ホールディングス <7508> [東証P]、中央自動車工業 <8117> [東証S]は9期連続、SWCC <5805> [東証P]は7期連続で今期増配する方針だ。
また、配当利回り3.5%以上と高水準にある一方、予想PERは10倍以下と割安感が強い、レーサム <8890> [東証S]、MIRARTHホールディングス <8897> [東証P]、矢作建設工業 <1870> [東証P]、蝶理 <8014> [東証P]、ユアサ商事 <8074> [東証P]、エスリード <8877> [東証P]は株価の水準訂正余地が大きい銘柄としてマークしておきたい。
年間配当 ┌ 今期計画 ┐ 予想
コード 銘柄名 利回り 増益率 経常益 PER
<8890> レーサム 5.90 30.7 16800 7.7
<8897> ミラースHD 5.42 152 12700 5.7
<1870> 矢作建 4.85 30.9 9500 8.5
<9733> ナガセ 4.73 20.7 6123 15.3
<2117> ウェルネオS 4.65 277 6800 13.0 *
<2676> 高千穂交易 4.38 0.8 1600 22.7
<4792> 山田コンサル 4.15 19.9 3500 12.1
<7931> 未来工業 4.13 39.0 5773 12.2
<5805> SWCC 3.93 2.0 10600 8.2
<8014> 蝶理 3.92 12.6 14000 7.7
<8074> ユアサ商 3.92 6.6 16400 7.9
<8877> エスリード 3.85 20.6 11300 5.6
<9960> 東テク 3.80 13.8 9300 10.6
<4743> ITFOR 3.75 5.6 3460 12.5
<7943> ニチハ 3.71 13.2 14500 10.8
<9882> イエロハット 3.57 1.2 16500 8.0
<2733> あらた 3.54 4.5 14300 8.5
<1952> 新日空調 3.49 2.4 8100 9.4
<2317> システナ 3.42 6.9 10644 15.6
<5352> 黒崎播磨 3.39 3.5 12500 8.8
<6381> アネスト岩田 3.39 0.8 7100 10.8
<3946> トーモク 3.38 45.3 11600 4.4
<7438> コンドー 3.33 3.0 4700 10.5
<9368> キムラユニテ 3.29 5.9 4200 10.1
<9247> TREHD 3.23 9.2 8300 11.8
<9889> JBCCHD 3.13 6.6 4100 14.1
<3708> 特種東海 3.11 47.9 6000 9.6
<9658> ビジ太田昭 3.11 545 20920 1.8 *
<4318> クイック 3.10 10.1 5000 13.0
<6237> イワキポンプ 3.09 9.4 4302 9.8
<4298> プロト 3.08 11.0 7730 8.6
<7508> GセブンHD 3.05 17.4 8000 10.5
<1949> 住友電設 3.04 0.7 14500 11.5
<9070> トナミHD 3.04 2.6 8400 7.2
<8117> 中央自 3.02 5.9 9500 9.0
※経常利益の単位は百万円。連続増配は上場以降に発表された決算が対象。
※過去最高益は同一会計基準内が対象。「*」は国際会計基準を採用する銘柄。
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