iーplug Research Memo(3):主力は新卒オファー型就活サービス「OfferBox」
■事業概要
i-plug<4177>の主力は新卒オファー型就活サービス「OfferBox」で、「OfferBox」のプラットフォーム上で、民間企業に就職したい新卒学生と、ニーズに合致した学生を採用したい求人企業の「個別最適なマッチング」を行っている。「OfferBox」では、利用企業の社内人材を適性検査「eF-1G」で分析することにより最適な学生を検索することを可能にするなど、学生と企業の最適なマッチングを実現するため日々機能改善に取り組んでおり、学生の活躍や定着及び企業の成長を支援してきた。2022年8月に正式リリースされた「PaceBox」は、「OfferBox」をベースにした20代、30代向けのオファー型転職サービスで、採用でなく定着をゴールにビジネス設計されている。なお、「eF-1G」は新卒採用の領域にとどまらず、中途採用や社員研修、人事施策など人材活用のあらゆる場面で活用されている。2023年3月期の売上構成比は、継続利用企業向けの「OfferBox」(早期定額型)が71.9%、新規導入企業向けの「OfferBox」(成功報酬型)が18.2%、「eF-1G」が7.1%、「PaceBox」を含むその他が2.8%だった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
《SI》
提供:フィスコ