トヨタが5日ぶり反発、国内有力証券は目標株価2600円に引き上げ
トヨタ自動車<7203>が5日ぶりに反発。岩井コスモ証券は21日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2300円から2600円に引き上げた。4月のトヨタ・レクサスのグローバル生産実績は該当月での過去最高を3月に続いて更新した。半導体の調達環境が改善していることも寄与している。為替の円安進行も業績面の追い風となる。また、全固体電池を搭載した電気自動車(EV)を早ければ2027年にも投入する見通しを明らかにするなど、他社に押され気味の電動化戦略でも期待が持てる内容が公表された点を評価。同証券では、24年3月期の連結営業利益は3兆4000億円(会社計画3兆円)、25年3月期の同利益を3兆6000億円と予想している。
出所:MINKABU PRESS
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