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9229 サンウェルズ

東証P
998円
前日比
+50
+5.27%
PTS
990円
23:04 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.3 4.31 1.14
時価総額 352億円
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<注目銘柄>=サンウェルズ、「PDハウス」拠点拡大で成長期待

 サンウェルズ<9229>は上値の重い局面が続いているものの、社会課題の解決につながる企業に着目する機関投資家の資金流入期待は根強く、調整局面では押し目買い意欲が強まりそうだ。

 同社はパーキンソン病患者専門の有料老人ホーム「PDハウス」など介護事業を展開し、昨年6月に東証グロース市場に新規上場した。24年3月期の売上高は前期比38.9%増の190億5200万円、最終利益は同95.1%増の15億3000万円と大幅な増収増益を見込む。

 PDハウスは今期末までに新たに9施設開設し、合計で31施設とする計画。26年3月期は53施設とし、売上高は323億5200万円、最終利益は32億100万円とする目標を掲げる。高齢化が進むなかで、パーキンソン病患者は増加の一途をたどると見込まれている。専門的なケアを提供するPDハウスの利用ニーズはますます高まっていくに違いない。

 時価総額は1000億円を超え、グローバルな機関投資家にとっては、流動性の観点から十分に資金配分が可能な水準となっている。PER(株価収益率)は61倍台に上るものの、国内外の社会的インパクトファンドの投資対象となれば、高バリュエーションを許容する形で株高基調を続ける可能性があるだろう。短期的には5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロスの形成への期待が膨らんでおり、4月につけた上場来高値3550円を上抜けて再び新値街道をまい進するシナリオも横たわっている。(碧)

出所:MINKABU PRESS

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