トヨタは軟調、独ダイムラートラックと協業発表も円高が重荷
トヨタ自動車<7203>が軟調。30日の取引終了後、同社傘下の日野自動車<7205>と三菱ふそうトラック・バスの経営統合に向けた基本合意とともに、三菱ふそうの親会社である独ダイムラートラックとトヨタが水素をはじめ、電動化や自動運転などCASE領域で協業すると発表した。日野自と三菱ふそうを子会社に持つ統合会社を設立し、トヨタとダイムラートラックが同じ割合で出資。統合会社は株式公開を目指すという。日野自はトヨタの連結対象から外れる見込み。エンジン排ガス不正問題で業績が低迷していた日野自に対し、トヨタが新たな決断を示したことに対しては、一定の評価を示す向きもある。一方で、外国為替市場ではドル安・円高の流れとなっており、トヨタ株の重荷となった。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年05月31日 09時57分
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年05月31日 09時57分