ホンダの24年3月期は19%営業増益で30円増配を予想、自社株買いも発表
ホンダ<7267>がこの日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想を発表しており、売上高18兆2000億円(前期比7.6%増)、営業利益1兆円(同19.1%増)、純利益8000億円(同15.1%増)を見込む。年間配当予想は前期比30円増の150円を予定している。
四輪事業の販売台数を前期比18.0%増の435万台、二輪事業の販売台数を同2.3%増の1918万台と計画しており、世界的な自動車の販売回復やそれに伴う工場稼働率の改善、商品価値向上に見合う値付けの効果などが利益を押し上げる見通し。また、持ち分法による投資利益の増加も寄与する。なお、想定為替レートは1ドル=125円(前期実績136円)としている。
同時に発表した23年3月期決算は、売上高16兆9077億円(前の期比16.2%増)、営業利益8393億9800万円(同3.7%減)、純利益6952億6700万円(同1.7%減)だった。
あわせて、上限を6400万株(発行済み株数の3.85%)、または2000億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は23年5月12日から24年3月31日までで、資本効率の向上及び機動的な資本政策の実施などが目的という。
また、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>と、新会社の設立に関して合弁契約を締結したと発表した。新会社「Honda・GS Yuasa EV Battery R&D」は、急速に拡大するバッテリー需要に対応するため、グローバルレベルで高い競争力を持つリチウムイオンバッテリーとその製造方法を研究開発するとともに、主要原材料のサプライチェーンや効率的な生産システムを構築することを目指すとしている。
出所:MINKABU PRESS
四輪事業の販売台数を前期比18.0%増の435万台、二輪事業の販売台数を同2.3%増の1918万台と計画しており、世界的な自動車の販売回復やそれに伴う工場稼働率の改善、商品価値向上に見合う値付けの効果などが利益を押し上げる見通し。また、持ち分法による投資利益の増加も寄与する。なお、想定為替レートは1ドル=125円(前期実績136円)としている。
同時に発表した23年3月期決算は、売上高16兆9077億円(前の期比16.2%増)、営業利益8393億9800万円(同3.7%減)、純利益6952億6700万円(同1.7%減)だった。
あわせて、上限を6400万株(発行済み株数の3.85%)、または2000億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は23年5月12日から24年3月31日までで、資本効率の向上及び機動的な資本政策の実施などが目的という。
また、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>と、新会社の設立に関して合弁契約を締結したと発表した。新会社「Honda・GS Yuasa EV Battery R&D」は、急速に拡大するバッテリー需要に対応するため、グローバルレベルで高い競争力を持つリチウムイオンバッテリーとその製造方法を研究開発するとともに、主要原材料のサプライチェーンや効率的な生産システムを構築することを目指すとしている。
出所:MINKABU PRESS