トヨタは売り先行、米新車販売で苦戦し足もとのドル安・円高進行も嫌気
トヨタ自動車<7203>は売り優勢、3月20日に1764円の年初来安値をつけた後、急速な戻り足をみせていたが足もと利益確定の売りが優勢となっている。外国為替市場では米長期金利の低下を背景にドルが売られ、目先は1ドル=131円台半ばまで円高が進行、輸出セクターの中でも特に為替感応度の高い同社など自動車株には逆風材料となっている。また、同社は今年1~3月の米国での新車販売台数が9%減となるなど苦戦を強いられており、これも株価にマイナスに作用している。
出所:MINKABU PRESS
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