貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9432 日本電信電話

東証P
156.0円
前日比
-0.9
-0.57%
PTS
155.6円
20:09 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.8 1.30 3.33 28.36
時価総額 141,258億円
比較される銘柄
KDDI, 
SBG, 
SB

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<動意株・8日>(大引け)=ウェルライ、シキノHTなど

 ウェルプレイド・ライゼスト<9565>=急動意で4000円大台乗せ。昨年11月30日に東証グロース市場に上場したニューフェースでeスポーツ大会の企画・運営などを手掛ける。同社株式の過半の株式を保有する筆頭株主はカヤック<3904>で親会社と協業体制でeスポーツ関連事業に積極展開を図っている。国際オリンピック委員会(IOC)主催の「オリンピックeスポーツシリーズ」と題した大会が新設され、予選を経て6月22~25日にシンガポールで決勝が行われる予定にあるが、これを背景にeスポーツ関連株に動意含みの銘柄が目立っている。国内ではNTT<9432>が、次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」の商用サービスを今月16日から提供することを発表しているが、自動運転やeスポーツは低遅延を売り物とするアイオンの特長を生かせる分野であり、こうしたインフラ面での充実もテーマ買いの動きに追い風となっている。

 シキノハイテック<6614>=大幅反発で一気に新値街道復帰。市場では「日の丸半導体新会社ラピダスの北海道・千歳工場建設の話がまとまったあたりから、米国市場主導ではなく日本の半導体関連に買いが集まるようになってきた」(中堅証券ストラテジスト)とする。半導体関連株への物色意欲は旺盛で、主力どころは先物絡みのインデックス売買の影響を受けやすいが、全体指数の影響を受けにくい中小型株にはピンポイントで投資マネーが入りやすくなっているようだ。そうしたなか、半導体テスターの開発や、LSI設計・開発を手掛ける同社株もその一角として投資マネーが食指を動かしている。車載向け半導体の検査装置が好調で、世界的な電気自動車(EV)シフトで市場拡大が見込まれるパワー半導体分野に注力姿勢を明示しており、来期以降も増収増益路線が続くとみられている。

 アイサンテクノロジー<4667>=上昇加速で新値追い。同社は7日、茨城県つくば市のつくば駅周辺で、通院用の自動運転車の実証実験に参加したことを発表しており、これが株価を刺激しているようだ。同社は自動運転カート運用の分野で同実証実験に協力。2人乗りのゴルフカート型の自動運転車両を駅前のペデストリアンデッキで運行し、あらかじめ設定されたルートに沿って進み、自動運転車両の上部や前後に付けたセンサーで歩行者の動きを感知すると止まる仕様で運行したという。

 ユニバンス<7254>=続急伸。ミッションやアクスルを主力製品として手掛ける自動車部品会社だが、世界的な電気自動車(EV)シフトを背景に、同分野に照準を合わせた経営戦略を進める。そのなか、モーターやインバーター、車軸などをコンパクトに統合した電動車向け駆動装置「eアクスル」の開発に期待が大きい。共同開発体制にあるヤマハ発動機<7272>とは電動スーパースポーツカー向けeアクスルを年内にも実験的に実装する方向にある。株価指標面ではPBRが依然として0.5倍前後と会社解散価値の半値水準にあることで水準訂正期待が募っている。

 デジタルプラス<3691>=一時ストップ高。Webメディア運営のほか、キャッシュレスで金券を贈呈するデジタルギフトサービスなどフィンテック分野にも展開する。7日取引終了後、「ChatGPT」などによる人工知能(AI)コンテンツ制作サービスの実証実験を開始することを発表した。デジタルギフトと連動したパッケージメニュー開発も視野に置くことで、今後の業容拡大に向けた期待が高まり、投資資金の流入が加速した。ここ、AI関連株に物色人気化する銘柄が相次いでおり、同社株もその流れに乗った形だ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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