かっこ---不正注文検知サービス「O-PLUX」、違和感のある氏名のフリガナを審査で検知
かっこ<4166>は2日、不正注文検知サービス「O-PLUX」のバージョンアップを行い、購入者として入力された氏名のフリガナが不自然だった場合、これを審査で検知できる機能の向上を実現したことを発表。
海外から行われる不正注文は、IPアドレスやデバイス情報を偽装するなど、日々巧妙化している。一方で日本語は、ひとつの漢字で様々な「読み方」をするため、海外の不正ユーザーにとって、氏名のフリガナを正しく入力する事は、難易度が高い点に、かっこは着目した。今回の注文情報における氏名と、フリガナの不一致を審査する機能の拡充により、配送先情報を持たないようなデジタルコンテンツ、旅行、チケット等の不正やクレジットカードの有効性をチェックするクレジットマスター対策などで、審査精度が向上する。
「O-PLUX」は、複数の機能を掛け合わせる事で複合的に不正かどうかをリアルタイムに判断している。同社が特許を有している名寄せ機能(特許第6534256号)は、日本語の特徴を悪用した不正に効果を発揮してきた。今回、名寄せ機能にフリガナを使った審査を実装し、国産の不正対策サービスとして、海外製品に無い性能の強化を実現した。
《SI》
提供:フィスコ