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3498 霞ヶ関キャピタル

東証P
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前日比
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PTS
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23:51 11/22
業績
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霞ヶ関キャピタル---1Q大幅な増収増益、物流不動産の需要から物流施設の開発を推進


霞ヶ関キャピタル<3498>は13日、2023年8月期第1四半期(22年9月-11月)連結決算を発表した。売上高が74.75億円(前年同期は3.70億円の売上高)、営業利益が3.32億円(同7.39億円の損失)、経常利益が2.38億円(同8.24億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.55億円(同5.57億円の損失)となった。

物流関連市場においては、通信販売・電子商取引の急速な拡大とそれらに伴う宅配取扱個数の増加を背景に倉庫面積や拠点を拡充する企業が増加すると見込まれており、自家用に加え3PL(サードパーティロジスティクス)事業者の利用の拡大等を背景として、物流不動産に対する需要は高く、今後も増加すると見込まれる。同社グループでは、中小型・冷凍冷蔵倉庫をメインターゲットに物流施設開発を進めているが、当第1四半期においては物流施設開発用地2件を開発投資家に売却、開発案件を2件竣工するなど滞りなく開発を進捗させている。 ホテル関連市場においては、国内旅行は全国旅行支援などの景気刺激策により需要回復に向けた期待が高まりつつある。一方、インバウンドの需要は2022年10月11日以降に水際対策措置が見直され、昨年同時期に比べると大幅な回復傾向にあるが、本格的な需要回復には時間を要する様相を呈している。このような状況の下、2022年11月に「FAV HOTEL 鹿児島中央」が開業し、2022年12月は「FAV HOTEL 広島平和大通り」、「FAV TOKYO 西日暮里」と開業を迎え、順調にホテル開発・運営が行われている。さらに前年度より参入したヘルスケア関連施設開発事業は、終末期医療や在宅看護、在宅介護を必要とする利用者の増加が見込まれており、同社が開発を進めるホスピス住宅は、最期を迎える場所として重要な役割を担っていく存在となりつつある。ホスピス住宅1号案件である札幌市澄川の「パルム澄川」においても、当初の予定をこえた申し込みとなっている。当第1四半期においてはヘルスケア関連施設開発用地2件を新規に取得、開発用地1件を開発投資家に売却し、着実に事業を推進している。

2023年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比27.5%増の265.00億円、営業利益が同49.4%増の32.00億円、経常利益が同55.8%増の27.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同81.7%増の18.50億円とする期初計画を据え置いている。

《NS》

 提供:フィスコ

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