新興市場銘柄ダイジェスト:リボミックは大幅に反発、Aimingが大幅に3日ぶり反発
<4591> リボミック 237 +18
大幅に反発。RBM-007(抗FGF2アプタマー)を用いた前期第2相臨床試験観察試験で、第1例目の症例登録が東京医科歯科大学病院で実施されたと発表している。軟骨無形成症の小児患者の身長の伸びを含む臨床的基礎データの取得と前期第2相臨床試験の被験者選定が目的。観察試験に続き、前期第2相臨床試験と長期投与試験を進める。RBM-007は、軟骨無形成症の発症機序に直接作用する根本的な治療法になると期待されているという。
<4075> ブレインズ 1360 +73
大幅に4日続伸。小型カメラ上でAI処理を行うブレインズテクノロジーの作業分析ソリューション「Impulse作業分析アプリケーション」の導入に向け、デンソー<6902>で検証環境の構築と実証実験を開始したと発表している。自動車部品の外観検査工程での作業のばらつきの低減や作業品質の向上が目的。AIによる処理をエッジカメラに移譲することで、サーバ費用とスペースが不要となるなどのメリットが生まれるという。
<7794> イーディーピー 26000 -860
大幅に続落。東証が29日から信用取引に関する規制措置を強化し、売買を圧迫するとの見方から売り優勢となっている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)となった。日証金も増担保金徴収措置を実施している。イーディーピー株は人工ダイヤモンド宝石製造用種結晶の新工場稼働開始などを材料に28日に上場来高値を記録するなど短期間に急騰していたため、利益確定売りも続いているようだ。
<3911> Aiming 418 +28
大幅に3日ぶり反発。スマートフォン向けの新作ゲーム「かみながしじま ~輪廻の巫女~」を共同で開発中と発表している。UUUM<3990>のグループ会社LiTMUS(東京都港区)との協業プロジェクトの第2弾で、講談社(東京都文京区)がパートナーに加わり、3社共同制作となった。ゲームの概要やビジュアル、メディアミックスなどについては12月1日に開催する制作発表会で改めて知らせるとしている。
<9211> エフ・コード 2541 +78.5
大幅に4日ぶり反発。サブスクリプションファクトリー(東京都港区)から新設分割される「KaiU」事業の全株式を取得し、子会社化すると発表している。取得価額は3.00億円で、株式譲渡実行日は23年1月31日の予定。KaiUはコンバージョン改善に特化したWeb接客ツール。子会社化で顧客企業への提供プロダクトやサービスの拡大、CXデータの質・量の増強が可能になるとしている。
<4575> CANBAS 1138 +2
年初来高値更新後伸び悩み。米国で進めている膵臓がん3次治療を対象としたCBP501臨床第2相試験を早期終了すると発表している。ステージ1で主要評価項目が達成された投与群はステージ2を要しない「早期有効中止」とする。一方、ステージ1で効果が見られなかった投与群は「早期無効中止」とする。CBP501に関する次の試験は臨床第3相試験となる。同試験を可能な限り早期に開始することを目指し、具体的な準備を開始する。
《ST》
提供:フィスコ