個人投資家・有限亭玉介:国策に乗るテーマ株とは?注目株をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年6月14日14時に執筆
コロナを機に日本の株式市場の様相も大きく変わりました。クリーンエネルギーやEV、それらを支える半導体などにここまで注目が集まるとは思いませんでしたねぇ。街中にも太陽光パネルが増えて、政府主導で環境に優しい社会になっていけばいいですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
ひとまず多くの投資家は、日本でのワクチン接種スピードが早まっている事を好感しているようです。今はワクチンの事で手一杯の日本政府も、コロナ禍が落ち着くにつれ、半導体やクリーンエネルギーへの投資を加速させていくと思われます。さらにそのEVを普及させるには充電設備を全国に設置しなければいけないのですから、連想・思惑は尽きませんな。そんなわけで、今回は国策に関わるテーマ株をピックアップしてみたいと思います。
政府は6月3日、国や自治体が公共建築物を作る場合は原則として太陽光発電の設備を設置するとの方針を発表し、太陽光関連株が物色されたようですな。新築住宅は太陽光発電設備の設置の義務化は見送られましたが、断熱材の活用などの省エネルギー基準を満たすようにするとの事で、発泡断熱材「アクアフォーム」などウレタン断熱材を手掛ける日本アクア<1429>が思惑的に物色された模様です。その他の断熱材メーカーもチェックしてみるのもいいかもしれませんな。
さらに政府が2030年までに急速充電器を国内で3万基設置する目標を発表した事で、充電認証課金コントローラー「WeCharge HUB」を手掛ける東光高岳<6617>も物色されました。6月から販売開始予定で、充電設備の普及に伴って同社へのニーズも高まるか注視したいところです。
こちらもEV関連から振動計測装置を手掛けるIMV<7760>は、自動車向けリチウムイオン電池の性能試験で需要拡大の思惑がある模様。直近のチャート(日足)では、下値を切り上げて年初来高値を更新すると一目均衡表の雲を抜けました。
半導体関連からは、スペーサーテープの世界シェア70%を誇るアテクト<4241>を監視しております。22年3月期も増益予想で、業績も好調です。2025年までに売上高40億円以上を目指す中期経営計画も発表しており、是非とも半導体需要が高まる世界で高シェアを維持して頂きたいところです。また、同様にパワー半導体関連としても注目されるウインテスト<6721>もチェック中です。イメージセンサー向け検査装置を手掛けている企業ですが、業績も伴っていけばテーマ性としての強みも注目される可能性もありますな。
最後は政府の子ども庁創設に関連づけられるカラダノート<4014>です。妊娠育児ママ層向けのアプリの提供や、家族向けサービスを展開する企業のプロモーション支援を手掛けております。業績も堅調で5月度安値1260円を底に反発していくかと監視中です。子ども庁に関しては様々な思惑もあるので関連株もまたブログなどでもピックアップしたいと思います。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《RS》
提供:フィスコ