スターティア---子会社が扱うCOCOARの機能が拡充、Unity対応で動作3Dコンテンツの表示が可能に
スターティア<3393>は6日、連結子会社のスターティアラボが、AR制作ソフト「COCOAR(ココアル)」が2月6日(火)からゲームエンジンのUnity(ユニティ)に対応すると発表した。
これにより動作的3Dコンテンツの表示ができるようになるため、キャラクターやゲームといったデジタルコンテンツを扱う企業のニーズにも応えることが可能となる。ARを利用したスマホアプリに人気を博して以降、ARの販売促進への利用に対する企業の期待が高まり、印刷業界に限らず様々な企業からCOCOARへの問い合わせが増加している。加えて、GPS機能やスタンプラリー機能を活用したイベントや、実店舗の集客ツールとしての活用も増えてきている。
同社は、今回の機能拡充は、ARを使った脱出ゲーム・宝探しゲームなどリアルゲームプラットフォームの下地作りと考えていて、キャラクターやゲームといったデジタルコンテンツを扱う企業や、自社で高い技術を持っている企業が、コンテンツの世界感をリアルに表現するために活用することを期待している。今後は、COCOARを販促・集客・情報配信ツールとしての価値を強化し、ARコンテンツを閲覧するエンドユーザーの顧客体験を実現することを目指すとしている。
《MW》
提供:フィスコ