UACJは東証1部の値下がり率トップ、大型設備投資計画発表で財務悪化を警戒
UACJ<5741>が大幅続落し、10時30分現在で東証1部の値下がり率トップとなっている。29日の取引終了後、米子会社とタイ子会社であわせて約550億円大型設備投資を行うと発表しており、財務体質の悪化を警戒した売りが出ている。
今回の大型設備投資は世界的な缶材需要の拡大や北米や欧州での自動車用パネル材の需要増に対応するもので、タイ子会社のラヨン製造所に約370億円、米子会社のトライ・アローズ・アルミニウム(TAA)に約180億円を投じ生産能力を増強する。会社側では「投資採算性は十分に期待できる」としているが、「設備投資資金は、自己資金を中心に必要に応じて金融機関などから調達する予定」とあり、財務負担増への警戒につながっているようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
今回の大型設備投資は世界的な缶材需要の拡大や北米や欧州での自動車用パネル材の需要増に対応するもので、タイ子会社のラヨン製造所に約370億円、米子会社のトライ・アローズ・アルミニウム(TAA)に約180億円を投じ生産能力を増強する。会社側では「投資採算性は十分に期待できる」としているが、「設備投資資金は、自己資金を中心に必要に応じて金融機関などから調達する予定」とあり、財務負担増への警戒につながっているようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)