住江織物が急落、米子会社の受注急増で生産ライン混乱し16年5月期業績は計画下振れ
住江織物<3501>が急落して3年4カ月ぶりに200円を割り込んでいる。27日の取引終了後、集計中の16年5月期連結業績について、売上高が従来予想の980億円から976億円(前の期比7.0%増)へ、営業利益が38億円から27億円(同15.3%減)へ、純利益が25億9000万円から13億円(同32.3%減)へそれぞれ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
昨年9月以降の急激な受注量の増加によって、米国子会社の自動車用カーペット、シート地の生産が追い付かない状況が続き、その結果、生産ラインが混乱して品質の低下を招き、仕損費が増加したことや、3直体制が常態化し、人員増強および深夜残業による労務費の追加費用が発生したことなどが要因。また、国内でも、今年1月の自動車部品メーカーの事故や、4月の熊本地震、5月の一部車種の燃費問題による自動車生産の停止の影響を受けて、受注減となったことなども響いた。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
昨年9月以降の急激な受注量の増加によって、米国子会社の自動車用カーペット、シート地の生産が追い付かない状況が続き、その結果、生産ラインが混乱して品質の低下を招き、仕損費が増加したことや、3直体制が常態化し、人員増強および深夜残業による労務費の追加費用が発生したことなどが要因。また、国内でも、今年1月の自動車部品メーカーの事故や、4月の熊本地震、5月の一部車種の燃費問題による自動車生産の停止の影響を受けて、受注減となったことなども響いた。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)