三浦印刷が買い気配、今期経常を75％上方修正、2期ぶり4円で復配

　2月29日、三浦印 <7920> [東証２]が16年3月期の連結経常利益を従来予想の2.8億円→4.9億円に75.0％上方修正。増益率が97.2％増→3.5倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。

　売上は計画を下回るものの、採算重視の受注や生産体制の見直しなどで、採算が想定より改善することが寄与。

　業績上振れに伴い、従来未定としていた期末一括配当を4円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。前日終値ベースの期末配当利回りは4.08％となり、配当権利日を来月に控え、配当取りを狙う買いが向かった。

株探ニュース