エスクリがストップ安、１６年３月期営業利益７億７０００万円への下方修正を嫌気

　エスクリ<2196>がストップ安売り気配。同社は１２日の取引終了後、１６年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の２７４億６８００万円から２５６億５０００万円（前期比１０．４％増）へ、営業利益を２０億１０００万円から７億７０００万円（同６８．２％減）へ、純利益を１１億９７００万円から３億９３００万円（同７２．６％減）へ下方修正。期末配当予想も７円５０銭から４円５０銭（前年同期５円５０銭）へ引き下げ、第２四半期末の７円５０銭（同５円５０銭）と合わせて年間配当を１２円とし、これを嫌気した。ブライダル事業の集客が伸び悩む中、急拡大に伴う直営施設の人的リソース不足が重なったことで、直営店をはじめとするブライダル事業の受注数や顧客単価の下落が圧迫要因となっている。
　
出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）