グリーが急反発、LINEと協業、今回開示した16年6月期通期最終損益は80億円の黒字
グリー<3632>が3日ぶりに急反発。東証1部の値上がり率ランキングでベストテン入りしている。4日に、LINEとゲーム事業で、マーケティングパートナーとして協業することとなったと発表しており、買い手掛かり材料視されているようだ。
グリーのアプリ開発スタジオWright Flyer Studiosがパブリッシャー(発売元)となり、開発、企画・運営を担当したコンテンツをLINE GAMEプラットフォーム上で展開し、LINEがマーケティング部分を担当するとしている。
また、4日引け後に16年6月期第2四半期累計の連結決算を発表した。売上高は374億3600万円(前年同期比24.4%減)、最終損益は49億3700万円の黒字(前年同期は41億7900万円の赤字)となった。前回予想は売上高が370億円、最終損益は35億円の黒字だったため、上振れしての着地となった。広告宣伝費と固定費のコントロールが奏功し、売上高が想定を上回った。
同時に16年6月期通期の連結業績見通しを開示した。売上高は720億円(前期比22.1%減)、最終損益は80億円の黒字(前期は103億2200万円の赤字)の予想。第2四半期累計の実績および最近の業績動向を踏まえた。ネイティブゲーム事業は、既存タイトルの成長、新規タイトルの寄与ともに保守的に設定したほか、ウェブゲーム事業は、上半期のトレンドをベースに保守的に想定している。
《MK》
株探ニュース
グリーのアプリ開発スタジオWright Flyer Studiosがパブリッシャー(発売元)となり、開発、企画・運営を担当したコンテンツをLINE GAMEプラットフォーム上で展開し、LINEがマーケティング部分を担当するとしている。
また、4日引け後に16年6月期第2四半期累計の連結決算を発表した。売上高は374億3600万円(前年同期比24.4%減)、最終損益は49億3700万円の黒字(前年同期は41億7900万円の赤字)となった。前回予想は売上高が370億円、最終損益は35億円の黒字だったため、上振れしての着地となった。広告宣伝費と固定費のコントロールが奏功し、売上高が想定を上回った。
同時に16年6月期通期の連結業績見通しを開示した。売上高は720億円(前期比22.1%減)、最終損益は80億円の黒字(前期は103億2200万円の赤字)の予想。第2四半期累計の実績および最近の業績動向を踏まえた。ネイティブゲーム事業は、既存タイトルの成長、新規タイトルの寄与ともに保守的に設定したほか、ウェブゲーム事業は、上半期のトレンドをベースに保守的に想定している。
《MK》
株探ニュース