デンソーが下げ幅拡大、通期業績見通しを下方修正、営業利益は微増に
デンソー<6902>が下げ幅を拡大し昨年来安値を更新している。今日の午前11時20分に、16年3月期第3四半期累計の連結決算と通期業績予想の下方修正を発表した。
第3四半期累計の売上収益は前年同期比6.6%増の3兆3709億4100万円、営業利益は同2.3%増の2431億4300万円で着地した。日本は、軽自動車を中心とする車両生産の減少により減収となり、生産減少による操業度差損や、研究開発費などの将来の成長に向けた費用およびその他の費用の増加により営業減益になった。北米は好調な経済による車両生産の増加で増収増益、欧州は増収減益、アジア地域は、車両生産の増加で増収となり、売り上げ増加による操業度差益や合理化努力により営業増益となった。
同時に通期の業績見通しについて、売上収益を従来予想の4兆5200億円から4兆4800億円(前期比3.9%増)へ、営業利益は3500億円から3320億円(同0.2%増)へ引き下げている。第3四半期連結累計期間の業績および足元の為替の変動を踏まえた。業績の前提となる為替レートはドル・円が120円、ユーロ・円は132円としている。
《MK》
株探ニュース
第3四半期累計の売上収益は前年同期比6.6%増の3兆3709億4100万円、営業利益は同2.3%増の2431億4300万円で着地した。日本は、軽自動車を中心とする車両生産の減少により減収となり、生産減少による操業度差損や、研究開発費などの将来の成長に向けた費用およびその他の費用の増加により営業減益になった。北米は好調な経済による車両生産の増加で増収増益、欧州は増収減益、アジア地域は、車両生産の増加で増収となり、売り上げ増加による操業度差益や合理化努力により営業増益となった。
同時に通期の業績見通しについて、売上収益を従来予想の4兆5200億円から4兆4800億円(前期比3.9%増)へ、営業利益は3500億円から3320億円(同0.2%増)へ引き下げている。第3四半期連結累計期間の業績および足元の為替の変動を踏まえた。業績の前提となる為替レートはドル・円が120円、ユーロ・円は132円としている。
《MK》
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