アイエックス・ナレッジ---マルチステークホルダー方針を策定
アイエックス・ナレッジ<9753>は1日、マルチステークホルダー方針に則り、進めてゆく取り組みについて発表した。
従業員への還元において、同社は、経営資源の成長分野への重点的な投入、従業員の能力開発やスキル向上を通じて、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力するとしている。その上で、生み出した収益・成果に基づいて、「賃金決定の大原則」にのっとり、自社の状況を踏まえた適切な方法による賃金の引上げを行うとともに、それ以外の総合的な処遇改善としても、従業員のエンゲージメント向上や職場環境の改善、更なる生産性の向上に資するよう、キャリアや能力支援を目的とした教育訓練等を中心とし、積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指すとしている。
具体的には、賃金の引上げについては、人事制度改定に伴う処遇の見直しや業績に応じ賞与(一時金)の至急拡大を図るとともに、福利厚生の拡充、働き方改革および健康経営の推進に取り組む。また、教育訓練等については、資格取得制度の拡大、階層別キャリア研修、プロフェッショナル人材の育成・リスキルに取り組む。また、女性の抜擢、グローバル人材の登用、障がいのある人の就労と活躍機会の創出など、ダイバーシティの推進を図る。
一方、取引先への配慮においては、引き続き、2023年10月1日に公表されたパートナーシップ構築宣言の内容遵守に取り組んでゆくとしている。
《HH》
提供:フィスコ