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【材料】米地銀2行が合併で最終合意 株価は下落=米国株個別

(NY時間10:42)(日本時間00:42)
オーシャンファースト<OCFC> 18.41(-1.19 -6.05%)
フラッシング<FFIC> 15.47(-1.42 -8.41%)

 オーシャンファースト<OCFC>とフラッシング<FFIC>の米地銀2行が全株式交換による合併について最終合意に達した。フラッシングの株主は普通株1株につきオーシャンファーストの普通株0.85株を受け取る。本取引の価値は約5.79億ドルと評価。

 あわせてオーシャンファーストは、ウォーバーグ・ピンカスが運用するファンドの関連会社と投資契約を締結しており、新規発行される株式に対して2.25億ドルを投資する方針。

 統合後は、オーシャンファーストのメイハーCEOがCEOを務め、フラッシングのバランCEOは非常勤会長として加わる。統合会社の取締役会は、オーシャンファーストの現行取締役10名、フラッシングの現行取締役6名、ウォーバーグ・ピンカスから1名の計17名で構成される予定。取引は26年第2四半期に完了したい意向。

 株価は下落している。

【企業概要】
*オーシャンファースト
 米国のニュージャージー州やニューヨーク市等で業務を行う銀行持株会社。個人・法人顧客向けに、各種預金口座や、商業ローン・住宅ローン・消費者ローン他、各種ローン商品、及びウェルスマネジメントサービスを提供する。住宅ローン担保証券、米国政府や政府機関発行の証券、社債等への投資も行う。

*フラッシング
 主に米国のニューヨーク州で業務を行う銀行持株会社。個人や法人顧客向けに預金商品、住宅・集合住宅向けローン、商業事業ローン、建設ローンなどの組成・購入、住宅ローン担保証券などの住宅ローン代替手段、米国政府証券・社債・その他の市場性のある証券などを手掛ける。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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