【市況】日経VI:大幅に低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-3.61(低下率16.13%)の18.77と大幅に低下した。なお、高値は22.43、安値は18.77。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。年内の警戒材料は既に出尽くしたとの見方もある中、今日は取引開始後に日経225先物が伸び悩んだものの下値も堅い展開となったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは取引時間中は昨日の水準を概ね小幅に下回って推移した。取引終了時に低下幅を広げた。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
《SK》
提供:フィスコ

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