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【注目】ビットコイン、買い戻しが優勢 8万8000ドル付近 値ごろ感のショートカバー

*ビットコイン(ドル)(NY時間07:38)(日本時間21:38)
87978.81(+2395.93 +2.80%) 高88328.38 安85082.13
円建参考値 1383万7307円(+376832 +2.80%)

*イーサ(ドル)
2956.06(+128.36 +4.54%) 高2982.10 安2807.95
円建参考値 46万4929円(+20189 +4.54%)

*XRP(ドル)
1.8727(+0.0537 +2.95%) 高1.8757 安1.7710
円建参考値 294.54円(+8.45 +2.95%)

 きょうのビットコインは買い戻しが優勢となっており、8万8000ドル付近を回復している。ただ、新規の買いは乏しく、一時8万5000ドル台まで下落したことから、来週のクリスマスウィークを前に、値ごろ感のショートカバーが出ていると思われる。

 ビットコインは、2025年最後の数週間に強い圧力にさらされていることがオプション市場の動きに示されているという。ブルームバーグが伝えた。

 約230億ドルのオプション契約が来週26日に満期を迎える予定で、すでに高水準にあるボラティリティーをさらに増幅させる恐れがあるという。

 満期を迎える額は、最大のビットコインオプション取引所デリビットにおける全建玉の半分以上を占める。建玉の積み上がりは、一段と危うさを増す市場で相場下落リスクが続くと想定されていることを映している。

 ビットコインは今週17日に1時間で上下に乱高下し、ロングとショートの両方のポジションで連鎖的な清算が起きたという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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