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【市況】東証グロース市場250指数先物見通し:買い優勢か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

本日の東証グロース市場250指数先物は、買い優勢を予想する。前日17日のダウ平均は65.88ドル高の47951.85ドル、ナスダックは313.04pt高の23006.36ptで取引を終了した。11月消費者物価指数(CPI)の鈍化を好感し、寄り付き後、大幅上昇。その後、政府機関閉鎖による算出における制限で、データに懐疑的な見方も一部で広がり伸び悩んだ。しかし、マイクロンがけん引したほか利下げ期待にハイテクが大きく買われ、相場を支援し終日堅調に推移し、終了。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い優勢となりそうだ。引き続き5日移動平均線を上値抵抗としたダウントレンドが継続しており、朝方は上値の重い展開が予想される。一方、日足のRSIやストキャスティクスが低位にあるほか、新興市場固有の悪材料もなく、大きく売り込まれるリスクは少なそうだ。本日は、日銀金融政策決定会合了後の政策金利発表を控えているが、25bpの利上げがコンセンサスとなっており、発表後に買い戻される可能性もあり注目したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の636ptで終えている。上値のメドは650pt、下値のメドは630ptとする。

《SK》

 提供:フィスコ

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