【市況】ダウ先物は上昇 IT・ハイテク株にも買い戻し=米国株
米株価指数先物(3月限)(NY時間08:32)(日本時間22:32)
ダウ先物 48595(+116.00 +0.24%)
S&P500 6871.75(+15.50 +0.23%)
ナスダック100先物 25444.00(+63.75 +0.25%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。マグニフィセント7を始め、IT・ハイテク株にも買い戻しが入っている。
投資家が新たに公表された米経済指標を見極める中、前日は11月の米雇用統計が発表され、まちまちな内容となっていた。非農業部門雇用者数(NFP)は予想を上回ったものの失業率は上昇。一部からは、弱めの内容からFRBの早期利下げを裏付けるのではとの期待も出ていたようだが、そこまでの弱さではなかった。
雇用の冷え込みは示したものの、FRBの早期利下げ期待を後押しするには至らず、短期金融市場では1月FOMCでの利下げ確率は20%程度で推移に留まっている。一方、FRBが利下げを一時停止するのではとの懸念も一部からは出ている。
市場は明日の11月の米消費者物価指数(CPI)に注目しているが、総合指数で3.1%、コア指数で3.0%が見込まれている。予想通りであれば、FRBの目標からはまだ乖離がありそうで、早期利下げ期待は高まりそうにない。
「経済は以前から減速しており、市場には多くの期待があったが、今回のデータはその期待をほぼ打ち砕いた。いまは株式の比重を高める時期ではなく、年末に向けてポートフォリオに債券を加えるタイミングかもしれない」との指摘も出ている。
エネルギー株が時間外で下げを一服させている。本日は原油相場が上げ幅を拡大しており、エネルギー株にも買い戻しが入っている模様。トランプ大統領がベネズエラの制裁対象の石油タンカーの封鎖を命令したことが原油相場を上昇させている。
アマゾン<AMZN>が時間外で上昇。同社がオープンAIに100億ドル超を投資する協議を行っていると伝わった。ジ・インフォメーションが関係者の話として報じた。
ネットフリックス<NFLX>が時間外で上昇。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>の買収合戦でワーナーの経営陣が株主に対して、パラマウントの提案を拒否し、ネットフリックスによる既存の買収合意を支持するよう株主に呼びかけている。
米住宅建設のレナー<LEN>が決算を受け時間外で下落。1株利益は予想を下回った。新規受注件数も予想を下回っている。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る新規受注件数の見通しを示した。市場環境の厳しさを物語っている。
米格安航空会社フロンティア航空<ULCC>が時間外で上昇。同業のスピリット航空と合併協議を進めていると伝わった。大手航空会社との競争が激化する中、フロンティアとの合併はスピリットの破産手続きからの脱却を期待させる。合意は今月中にも発表される可能性があるという。
(NY時間08:42)(日本時間22:42)時間外
ネットフリックス<NFLX> 96.12(+1.55 +1.64%)
ワーナー<WBD> 28.57(-0.33 -1.14%)
パラマウント<PSKY> 13.55(-0.30 -2.17%)
レナー<LEN> 111.01(-6.56 -5.58%)
フロンティア航空<ULCC> 5.48(+0.37 +7.14%)
エクソンモービル<XOM> 115.51(+0.83 +0.72%)
シェブロン<CVX> 147.89(+1.14 +0.78%)
SLB<SLB> 37.92(+0.31 +0.82%)
オキシデンタル<OXY> 39.34(+0.42 +1.08%)
ハリバートン<HAL> 27.49(+0.30 +1.10%)
アップル<AAPL> 274.90(+0.29 +0.11%)
マイクロソフト<MSFT> 476.89(+0.50 +0.10%)
アマゾン<AMZN> 224.74(+2.18 +0.98%)
アルファベットC<GOOG> 308.76(+1.03 +0.33%)
アルファベットA<GOOGL> 307.40(+0.83 +0.27%)
テスラ<TSLA> 487.65(-2.23 -0.46%)
メタ<META> 656.10(-1.05 -0.16%)
エヌビディア<NVDA> 176.94(-0.78 -0.44%)
AMD<AMD> 209.12(-0.05 -0.02%)
イーライリリー<LLY> 1053.90(-0.39 -0.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 48595(+116.00 +0.24%)
S&P500 6871.75(+15.50 +0.23%)
ナスダック100先物 25444.00(+63.75 +0.25%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。マグニフィセント7を始め、IT・ハイテク株にも買い戻しが入っている。
投資家が新たに公表された米経済指標を見極める中、前日は11月の米雇用統計が発表され、まちまちな内容となっていた。非農業部門雇用者数(NFP)は予想を上回ったものの失業率は上昇。一部からは、弱めの内容からFRBの早期利下げを裏付けるのではとの期待も出ていたようだが、そこまでの弱さではなかった。
雇用の冷え込みは示したものの、FRBの早期利下げ期待を後押しするには至らず、短期金融市場では1月FOMCでの利下げ確率は20%程度で推移に留まっている。一方、FRBが利下げを一時停止するのではとの懸念も一部からは出ている。
市場は明日の11月の米消費者物価指数(CPI)に注目しているが、総合指数で3.1%、コア指数で3.0%が見込まれている。予想通りであれば、FRBの目標からはまだ乖離がありそうで、早期利下げ期待は高まりそうにない。
「経済は以前から減速しており、市場には多くの期待があったが、今回のデータはその期待をほぼ打ち砕いた。いまは株式の比重を高める時期ではなく、年末に向けてポートフォリオに債券を加えるタイミングかもしれない」との指摘も出ている。
エネルギー株が時間外で下げを一服させている。本日は原油相場が上げ幅を拡大しており、エネルギー株にも買い戻しが入っている模様。トランプ大統領がベネズエラの制裁対象の石油タンカーの封鎖を命令したことが原油相場を上昇させている。
アマゾン<AMZN>が時間外で上昇。同社がオープンAIに100億ドル超を投資する協議を行っていると伝わった。ジ・インフォメーションが関係者の話として報じた。
ネットフリックス<NFLX>が時間外で上昇。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>の買収合戦でワーナーの経営陣が株主に対して、パラマウントの提案を拒否し、ネットフリックスによる既存の買収合意を支持するよう株主に呼びかけている。
米住宅建設のレナー<LEN>が決算を受け時間外で下落。1株利益は予想を下回った。新規受注件数も予想を下回っている。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る新規受注件数の見通しを示した。市場環境の厳しさを物語っている。
米格安航空会社フロンティア航空<ULCC>が時間外で上昇。同業のスピリット航空と合併協議を進めていると伝わった。大手航空会社との競争が激化する中、フロンティアとの合併はスピリットの破産手続きからの脱却を期待させる。合意は今月中にも発表される可能性があるという。
(NY時間08:42)(日本時間22:42)時間外
ネットフリックス<NFLX> 96.12(+1.55 +1.64%)
ワーナー<WBD> 28.57(-0.33 -1.14%)
パラマウント<PSKY> 13.55(-0.30 -2.17%)
レナー<LEN> 111.01(-6.56 -5.58%)
フロンティア航空<ULCC> 5.48(+0.37 +7.14%)
エクソンモービル<XOM> 115.51(+0.83 +0.72%)
シェブロン<CVX> 147.89(+1.14 +0.78%)
SLB<SLB> 37.92(+0.31 +0.82%)
オキシデンタル<OXY> 39.34(+0.42 +1.08%)
ハリバートン<HAL> 27.49(+0.30 +1.10%)
アップル<AAPL> 274.90(+0.29 +0.11%)
マイクロソフト<MSFT> 476.89(+0.50 +0.10%)
アマゾン<AMZN> 224.74(+2.18 +0.98%)
アルファベットC<GOOG> 308.76(+1.03 +0.33%)
アルファベットA<GOOGL> 307.40(+0.83 +0.27%)
テスラ<TSLA> 487.65(-2.23 -0.46%)
メタ<META> 656.10(-1.05 -0.16%)
エヌビディア<NVDA> 176.94(-0.78 -0.44%)
AMD<AMD> 209.12(-0.05 -0.02%)
イーライリリー<LLY> 1053.90(-0.39 -0.04%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース

米株









