市場ニュース

戻る
 

【材料】オックスフォード・インダストリーズ、決算受け大幅安 トミー・バハマが減収=米国株個別

(NY時間09:59)(日本時間23:59)
オックスフォード・インダストリーズ<OXM> 32.68(-7.77 -19.21%)

 トミー・バハマやリリー・プルツァーなどのアパレルブランドを手掛けるオックスフォード・インダストリーズ<OXM>が大幅安。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかったほか、売上高は予想を上回った。

 ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスも公表し、予想を下回る第4四半期の売上高見通しを示したほか、26年度通期の1株利益の見通しも下方修正している。

 第3四半期にトミー・バハマの売上が減収となったほか、ホリデーシーズンの動きも鈍かった。リリー・プリッツァーが売上増を示した勢いに合わせて、ブランド戦略を刷新する必要性が浮き彫りにしている。

(8-10月・第3四半期)
・1株損益(調整後):0.92ドルの赤字(予想:0.94ドルの赤字)
・売上高:3.07億ドル(予想:3.05億ドル)
・粗利益率:60.3%
・営業利益率:27.7%減
・在庫:1.55億ドル(予想:1.54億ドル)

(11-1月・第4四半期見通し)
・売上高:3.65~3.85億ドル(予想:3.92億ドル)

(26年度通期見通し)
・1株利益(調整後):2.20~2.40ドル(従来:2.80~3.20ドル)(予想:2.91ドル)

【企業概要】
 アパレルやその他ライフスタイル製品のデザイン・調達を行い、米国内外で販売する。男性用・女性用のスポーツウェアをはじめとする衣料品、およびサングラス・ベルト、その他小物類を高級デパートや専門店・小売店・ウェブサイトを通じて販売する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均