【注目】ビットコインは反発　米政府機関閉鎖終了　あくまで自律反発の域は出ていない印象

＊ビットコイン（ドル）（NY時間07:31）（日本時間21:31）
102937.31（+331.14 +0.32%） 高104019.69　安100926.50
円建参考値 1592万3372円（+51224 +0.32%）

＊イーサ（ドル）
3492.51（+76.06 +2.23%） 高3564.72　安3377.90
円建参考値　54万0257円（+11765　+2.23%）

＊ＸＲＰ（ドル）
2.4820（+0.0947 +3.97%） 高2.5256　安2.3637
円建参考値 383.94円（+14.65　+3.97%）

　本日のビットコインは買い戻しが出ており、１０万４０００ドル台まで一時買い戻される場面も見られた。米下院でつなぎ予算の修正案を可決され、トランプ大統領も署名。史上最長の４３日間に渡って繰り広げられた米政府機関閉鎖がようやく終了した。ただ、あくまで自律反発の域は出ていない印象で、上値では戻り待ちの売りも控えている模様。

　ビットコインは１０月の痛手からの回復にもたついており、１０万ドル台前半で上昇と下落を繰り返しながら足踏み状態となっている。

　ＥＴＦや企業の財務部門など機関投資家からの買いが後退しており、年初にビットコインを過去最高値へ押し上げた資金フロー主導の支援が失われている状況。

　アナリストからは、プロ投資家の間に疲弊感が広がっている兆候が見られるとの声も出ている。中には、価格が下落トレンドに転じた場合、リスク管理担当者が機関投資家に年末に向けてポジション縮小を促す可能性があるとの見方もある。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース