【市況】<マ-ケット日報> 2025年10月27日
週明けの市場は日経平均が大幅続伸。終値は前週末比1212円高の5万512円で4日ぶりに最高値を更新し、史上初の5万円台乗せとなった。前週末の米国株が最高値を更新した流れに乗って買い先行のスタート。世論調査で高市政権の支持率が非常に高かったことや、過度な米中貿易問題が目先収束しそうなことも後押し材料となった。割と簡単に5万円台に乗せたことで感覚的には買い手の余力はまだ十分の様子。米利下げ実施の可能性のある今週は大台を固める展開となろう。
前週末の米国市場はインフレ指標の落ち着きを好感してダウ平均は続伸。3日ぶりに最高値を更新した。この日発表した9月の消費者物価指数が事前予想を下回ったことで、今週のFRBによる利下げが濃厚となってきた。中国との貿易摩擦も過度な心配は薄れたようでダウ平均の上げ幅は一時600ドル近くに達する場面も。また、足元の景気指標も堅調で市場に死角は見当たらない状態。ナスダック指数もS&P500種指数も揃って最高値を更新している。
さて、東京市場は内外ともに好材料が揃ったために本日も買い一色の展開となった。日経平均は5万円という未知のゾーンへ突入。今年は4万円台に4カ月程度しか滞在しておらずあっという間の大台替わりを演じてしまった。市場に達成感はまだなく今後も企業業績の上ブレ期待や米利下げ、円安、財政出動など織り込むべき材料は十分に残されている。過熱感だけが敵という状態はまだ続きそうだ。(ストック・データバンク 編集部)
前週末の米国市場はインフレ指標の落ち着きを好感してダウ平均は続伸。3日ぶりに最高値を更新した。この日発表した9月の消費者物価指数が事前予想を下回ったことで、今週のFRBによる利下げが濃厚となってきた。中国との貿易摩擦も過度な心配は薄れたようでダウ平均の上げ幅は一時600ドル近くに達する場面も。また、足元の景気指標も堅調で市場に死角は見当たらない状態。ナスダック指数もS&P500種指数も揃って最高値を更新している。
さて、東京市場は内外ともに好材料が揃ったために本日も買い一色の展開となった。日経平均は5万円という未知のゾーンへ突入。今年は4万円台に4カ月程度しか滞在しておらずあっという間の大台替わりを演じてしまった。市場に達成感はまだなく今後も企業業績の上ブレ期待や米利下げ、円安、財政出動など織り込むべき材料は十分に残されている。過熱感だけが敵という状態はまだ続きそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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