【特集】10万円以下で買える、今期増益&低PER 18社【プライム】編 <割安株特集>

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証プライム上場企業では316銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比増益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に注目してみた。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比増益、(3)予想PERが12倍未満――を条件に投資妙味が高まる18社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは25日現在)
なお、27日(日)16時00分に「10万円以下で買える、今期増益&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐ 予想
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PER
<7354> Dmミックス 23000 25.8 1750 9.7
<4392> FIG 25500 142 950 11.8
<2533> オエノンHD 45700 0.6 3650 9.5
<6535> アイモバイル 53400 25.2 4330 10.5
<5957> 日東精 59000 3.6 3700 9.3
<7888> 三光合成 59100 12.0 4400 6.2
<3675> クロスマーケ 65100 51.7 2900 6.8
<9273> コーア商HD 67200 5.3 4600 9.2
<8203> MrMax 67900 8.4 4100 8.4
<1429> 日本アクア 73400 17.6 3062 11.3
<7241> フタバ 77800 20.5 16000 5.8
<7347> マーキュリア 81800 168 3100 7.9
<3231> 野村不HD 85330 1.2 108000 9.8
<6058> ベクトル 88300 8.4 8300 8.3
<6817> スミダコーポ 91700 215 4080 9.5
<2935> ピックルス 91900 13.9 1532 11.5
<2975> スターマイカ 95400 8.1 4981 9.3
<9470> 学研HD 99700 4.3 7200 11.8
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、予想PERは倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※通期予想が無配・未定の銘柄は除いた。
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