【通貨】外為サマリー:一時142円70銭台に軟化、米金利低下や株安が影響

15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円21銭前後と前日に比べ15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。日米関税協議が17日に予定されていることから動意に乏しい展開だった。
米国が日本に円安是正を求めるとの思惑などを背景に、この日の東京市場はドル売り・円買いが優勢となっている。前日に米長期金利が低下したことや、この日の日経平均株価が下落していることも重荷となり、ドル円相場は午前9時30分すぎに142円70銭台まで軟化する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1317ドル前後と前日に比べて0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円63銭前後と同1円10銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS