【材料】<動意株・10日>(前引け)=インスペック、トレファク、GENDA

トレジャー・ファクトリー<3093>=切り返し急。9日の取引終了後に発表した26年2月期連結業績予想で、売上高462億5200万円(前期比9.6%増)、経常利益44億4100万円(同8.8%増)を見込み、年間配当予想を前期比3円増の39円としたことが好感されている。アプリ会員の獲得などの継続的な取り組みによる買い取り・販売件数増加を見込む一方、外部環境の不透明な見通しを考慮し、単体既存店売上高は前期比2%増を予想。一方、グループで年間30~35店舗(前期24店舗)の新規出店を計画しており、業績拡大を見込む。同時に28年2月期に売上高589億円、経常利益56億円を目指す中期経営計画を発表した。年間30~40店のペースで関東、関西、東海、九州などを中心に新規出店を行うほか、相乗効果・補完関係のあるリユース周辺事業やその他の事業に継続的に投資を行い成長基盤の拡大を図る方針。また、相乗効果や補完関係のあるM&Aを積極的に実行するとした。
GENDA<9166>=物色の矛先向かい大幅反発。同社はアミューズメント事業を国内外で展開し、M&A戦略なども駆使して業容拡大戦略を推進している。2020年にセガから取得したアミューズメント施設「GiGO」の出店戦略も順調で大幅増収増益路線をまい進中だ。そうしたなか、9日取引終了後、アミューズメント施設運営の北米大手であるPlayer One Amusement Groupを傘下に持つ米Pixel Intermediate Holding Corporationの全株式を取得し子会社することを発表した。これを手掛かり材料に投資マネーを呼び込む格好となった。
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出所:MINKABU PRESS