【材料】パルHDが続急伸、M&A効果で26年2月期は12%営業増益を見込む

前年のM&Aにより、「レイ・カズン」「w closet」「ノーリーズ」の3つのブランドがグループに新たに加わったことで売上高・利益の両面で貢献が期待できるほか、前年に発生したサーバートラブルに伴う販売機会ロスの反動増も売上高を押し上げる見通し。また、為替相場の落ち着きや販管費抑制効果の継続も寄与するとしている。
なお、25年2月期決算は、売上高2078億2500万円(前の期比7.9%増)、営業利益236億5600万円(同27.1%増)、純利益118億4800万円(同7.8%減)だった。サーバートラブルによる仕入れ抑制の影響があったものの、雑貨事業で「3コインズ」が引き続き好調に推移した。なお、最終利益は創業者退任に伴う特別功労金31億5800万円を特別損失として引当計上したことが響き減益となった。
出所:MINKABU PRESS