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【市況】アジア株 香港と上海は上昇、トランプの対中関税引き下げに期待 中国が折れればの話だが

アジア株 香港と上海は上昇、トランプの対中関税引き下げに期待 中国が折れればの話だが

東京時間14:00現在
香港ハンセン指数   23728.78(+245.46 +1.05%)
中国上海総合指数  3379.19(+10.50 +0.31%)
台湾加権指数     21947.71(-312.58 -1.40%)
韓国総合株価指数  2615.52(-28.42 -1.07%)
豪ASX200指数    7969.60(-29.37 -0.37%)
インドSENSEX30種  77670.38(+381.88 +0.49%)

アジア株はまちまち。

香港株は続伸、上海株は上げ幅を拡大している。トランプ米大統領がTikTok巡り中国側が取引に合意すれば対中関税を引き下げる用意があると発言。対中引き下げが期待されているようだ。ただ、中国側が折れればの話だが。トランプはTikTokに関する合意の概要を来週までには固められるとの見通しを示した。

また、中国支援策も好感されている。中国政府は北京、上海、広州、天津、重慶を「国際消費中心部」として建設を支援するための措置を発表した。国際直行便増加や海外の電子ウォレット利用の拡大、ビザなし入国許可・外国人通関手続き簡素化。国際イベントやスポーツ、文化公演の開催支援。消費分野における人工知能などの技術の応用を促進する。米モルスタやゴールドマンが中国株に強気なのも材料視されている。中国ではきょうから不動産協会が市場見通しに関する会議を開催する、何かしらの支援策を発表するか。

香港市場では医療品や消費者サービス、銀行、自動車、ハイテクなど幅広い銘柄が上昇している。上海市場では生活必需品、消費財関連が総じて上昇している。
台湾株は大幅下落、ハイテク関連が総じて下落。米エヌビディア株の下げが嫌気されている。中国の最先端半導体エネルギー規制がエヌビディア販売を低迷させるとの懸念が高まっている。

出所:MINKABU PRESS

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