【通貨】外為サマリー:米自動車関税発表を受け一時150円29銭まで軟化

26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円57銭前後と前日に比べ65銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された2月の米耐久財受注が予想に反して増加したことを手掛かりに一時150円75銭まで上伸した。
ただ、トランプ米大統領が26日に輸入自動車への関税を発表したことで、この日の東京市場は世界景気の減速懸念からリスク回避のドル売り・円買いが先行した。ドル円相場は午前8時00分ごろに150円29銭をつけたあとは持ち直しているが、日銀の追加利上げ観測が根強いこともあって上値は重い。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0756ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円85銭前後と同40銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS