【材料】テスラが本日も下落 本日はアナリストが目標株価を引き下げ=米国株個別
(NY時間10:27)(日本時間23:27)
テスラ<TSLA> 224.72(-13.29 -5.59%)
テスラ<TSLA>が本日も下落しており、IT・ハイテク株の下げを先導している。同社株は今回の調整相場で最も象徴的な銘柄となっているが、本日はアナリストが目標株価を従来の440ドルからド320ルに引き下げた。それでも現行水準よりはかなり高い。同社は競争が激化する中、利益は限定的となる可能性があると指摘している。同社の自動運転機能の価格設定に対する期待が低下したことも理由として付け加えている。
同社のFSD価格は、現在の月額100ドルから26年には月額50ドルに下がると想定。同社はまた、海外のライバル、特に中国からの圧力にも直面している。
同社は欧州と中国でシェアを落としており、特に中国では競争も激化している。さらに、ロボタクシーに関しては、国内OEM(相手先ブランド製造)が市場を支配する可能性が高いと考えているという。その結果、両市場における市場シェアの想定を20%から10%に引き下げている。
しかし、同アナリストは同社に対する全体的な強気の見方を維持し、同社に対する出荷の懸念は誇張され過ぎているかもしれないと述べている。欧州で1月に45%、中国で1月に60%、2月は21%販売台数を急減させたが、これらの地域はテスラの年間販売台数に比べればごく一部ではある。一方、米国での販売台数は小幅な増加だった。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
テスラ<TSLA> 224.72(-13.29 -5.59%)
テスラ<TSLA>が本日も下落しており、IT・ハイテク株の下げを先導している。同社株は今回の調整相場で最も象徴的な銘柄となっているが、本日はアナリストが目標株価を従来の440ドルからド320ルに引き下げた。それでも現行水準よりはかなり高い。同社は競争が激化する中、利益は限定的となる可能性があると指摘している。同社の自動運転機能の価格設定に対する期待が低下したことも理由として付け加えている。
同社のFSD価格は、現在の月額100ドルから26年には月額50ドルに下がると想定。同社はまた、海外のライバル、特に中国からの圧力にも直面している。
同社は欧州と中国でシェアを落としており、特に中国では競争も激化している。さらに、ロボタクシーに関しては、国内OEM(相手先ブランド製造)が市場を支配する可能性が高いと考えているという。その結果、両市場における市場シェアの想定を20%から10%に引き下げている。
しかし、同アナリストは同社に対する全体的な強気の見方を維持し、同社に対する出荷の懸念は誇張され過ぎているかもしれないと述べている。欧州で1月に45%、中国で1月に60%、2月は21%販売台数を急減させたが、これらの地域はテスラの年間販売台数に比べればごく一部ではある。一方、米国での販売台数は小幅な増加だった。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース