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【通貨】今日の為替市場ポイント:米国株高を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

17日のドル・円は、東京市場では148円46銭から149円10銭まで反発。欧米市場では148円31銭まで売られた後、149円28銭まで反発し、149円21銭で取引終了。本日18日のドル・円は主に149円台で推移か。米国株高を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

米商務省が3月17日発表した2月小売売上高は、前月比+0.2%で1月実績の-1.2%から改善したが、市場予想を下回った。オンラインストアの売上高は増加したことが押し上げ要因となった。ただ、レストランやバーの売上高は減少し、消費者が裁量的支出を抑制しているとの見方が出ている。トランプ政権による一連の関税措置に伴う影響が、今後数カ月以内に物価動向に反映される可能性は高いとみられており、個人消費は弱含み、米国経済の減速につながると予想される。

《CS》

 提供:フィスコ

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