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【材料】ダラー・ゼネラルが上昇 弱気派が懸念していたよりは良い=米国株個別

(NY時間10:49)(日本時間23:49)
ダラー・ゼネラル<DG> 78.77(+3.92 +5.24%)

 ディスカウントストアのダラー・ゼネラル<DG>が上昇。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回った一方、1株利益は予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、こちらは予想を下回る見通しを示した。

 株価はポジティブな反応を示している。アナリストは「第4四半期の基調トレンドが予想を上回った」と指摘。加えて、「今期は経営陣が不採算店舗の閉鎖に必要な措置を講じるとともに、既存店舗基盤の立て直しに注力するために新規出店のペースを落としていることが示され、勇気づけられた」と述べている。

 「通期の見通しも弱気派が懸念していたよりも良いもので、長期ガイダンスは経営陣の再建への自信を反映している」と述べた。

 依然として、ショー・ミー・ストーリーではあるとしながらも、低い期待値に対するリスク・リワードは好ましいとも語った。

(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:1.2%増(予想:0.9%増)
・1株利益:0.87ドル(予想:1.50ドル)
・売上高:103.0億ドル 4.5%増(予想:102.5億ドル)
・粗利益率:29.4%(予想:29.2%)
・販管費率:26.6%(予想:24.3%)
・営業利益:2.94億ドル(予想:4.97億ドル)

(26年度通期見通し)
・既存店売上高:1.2~2.2%増(予想:1.8%増)
・1株利益:5.10~5.80ドル(予想:5.87ドル)
・売上高:3.4~4.4%増
・資本支出:13.0~14.0億ドル(予想:14.1億ドル)

【企業概要】
 米国において消耗品、季節商品、家庭用品、アパレルなど様々な商品を提供しているディスカウントの小売ストアチェーン。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


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